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傾聴を勉強しようという人へ③ いい人であらねばならない

昨日の続きです。傾聴を勉強しようという人へ②

心理および対人援助職を志すみなさんにおかれましては

わたしが今まで出会った中では割と・・・多かったですが、

大変ドライな言い方をしますと「ありがとうって言われたい」というメンタリティの人は、

プロとしてはけっこうリスキーかと思います。

 

あれですねそもそもの自己肯定感。ありがとうって言われたい人は、低いです。

自分のためより他人のため。

春、わたしは久しぶりに師匠と呼びたい方に出会いましたが師匠の言葉では「菩薩病」。

 

前回の記事で、いい人は我慢を貯めやすいということをちらっと書きましたが、

自分の気持ちを抑えるくらいならまだいいほうだと思います。

 

相手の話をきく、って、それによって目に見えて何かが起こるわけではないじゃないですか。

でも実際は、身を入れてきけば、共感してきけば、

本当にそれだけで相手に大きく影響を及ぼすものなのです。

 

このことを正しく認識しないと、

自分が何ができているのか手応えがないので、

きけばきくほど「わたしはなんの役にも立てない」という感覚が強くなり自信をなくす、

という逆転現象が起こったりします。

 

そもそも、いい人でありたいというアイデンティティと、

職業を直接結びつけている状態はそれだけで危険です。

ずっといい人でいるなんて無理だし、

人とかかわる仕事では、いろんな揺らぎが起こって当たり前ですから。

 

一応、心理職を目指す人は、理想の自分と現実の自分のギャップに折り合いをつける方法をある程度わかってからプロになります。一応ね。

だから曲がりなりにも、現場でクライアントに関わる時は、自己一致した状態を維持できる。

それが仕事の一部であることを知っています。

 

看護師さんや医師も、知識レベルでは知ってるはず。

自分を客観視できないと、相手(患者さんね)の命に関わるもん。

 

でも、福祉職の人は、

どのひとにきいてもそのトレーニングカリキュラムのなかに、

この辺りに該当しそうなものがないのよね。

だから自力で何とかしてるか、ほんとに身も心も削ってるんじゃないかと思う。

 

ある意味、軟弱な心理の人に比べてめっちゃタフな人もいるもんね。カッコイイです。

けどまあみんながみんなタフじゃないし、
仕事なんだからすり減らないようにやれたほうがいいし、

後輩を育てる時とかもね、心理屋の知恵も使ってほしいと思うのです。