心理カウンセラーはアナログ

資格を取ったばかりの人が、プロの心理カウンセラーになるには、そして真にクライアントのためになる心理カウンセラーとは、を考えるブログです。

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評価から自由でいること。「対等」のはなし

カウンセラーは、仕事を得るまでに挫折しやすい仕事だと思います。

お互いに学び合う場として、10年近く勉強会をしていますが、

今月は4/24日曜日です

なが~く通ってくださる方はほんのすこしで、

あとは出入りがわりとあります。

資格取得後、仕事になるまで学びを続ける人はごくわずか。

 

一つには、なかなか技術に自信が持ちづらいこと。

もう一つは、そもそも自分に自信が持ちづらい人が志すケースが多いこと。

 

が、原因であることは、よくわかるのです。

 

技術力については、

とにかくケース数や、ロールであってもいろんな人のお話を聴かせていただくことが重要です。

そこで、聴きっぱなしだと、成長スピードは遅いので、

セッションで何が起こって、自分はどう関与したかという、

「深い振り返りの経験」をたくさん重ねること。これにつきます。

 

ずっと繰り返すことで、対応力・援助力が上がります。

地道ですがこれが、土台になって、自信がつくのです。

技術を上げたい人はCC協会の実践クラスに来てね。

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今日は、マインドの話もしたいと思います。

 

先日、卵ちゃんたちに、カウンセラーはすべての人と対等でいてね、

と言いました。

 

「対等」。

これ、ロジャーズも言ってることなので、

有資格者なら教科書で必ず読んでるはずですが、

お題目じゃなく本当に自分に問いかけてほしい大事な「あり方」です。

 

目上であっても年下の人にでも、丁寧に接するのは気持ちのいいことです。

でも、丁寧に接するのと上下関係を持ち込むのは別のこと。

 

例えば先輩や、押しが強そうな人と比べて自分を「下」に位置づける人。要注意です。

小さい子に対して、何かを「やってあげるのが当たり前」と思っている人、

逆に子どもだから大人の言うことを聞かせて当たり前、と思っている人もです。

あと、役に立つか立たないかで、自分や人を判断する人も同じ。

 

目の前の誰かを常に、自分より上か下かで見がちな人は、

他者からの視線で自己評価を決めやすい。

人にいい人、役に立つ人と思われないと自分はダメと思っちゃう。

行動のモチベーションが、人に好かれるか嫌われるか、になっちゃう。

嫌われたら嫌だから、自分には荷が重いことや、やりたくないことも引き受けちゃう。

自己犠牲が過ぎちゃうんですよね。

 

大人も子どもも、地位がある人もない人も、役に立つことがあってもなくても、人間はみんな対等。

これを、頭でわかっているだけでなく、体現できることを目指せるといいんです。

どうやったらそうなるか?

まあ、気持ち一つです。

タイトルの通り。評価から自由になる。


どうなったらそうなるか・・・

たくさん話し合って、自分の心理的死角に気づいて、少しずつ腑に落とし込めるような場所も、

作っていきたいと思っていますよ。