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傾聴を勉強しようという人へ② 話を聴くリスク

だいぶ前に書いた記事の続きです。傾聴を勉強しようという人へ①


今年は、地域活動でケアマネさんやリハビリ職の方々と仲良くする機会が増えまして。

「こころの健康」というテーマで知り合ったこともあり、

介護等の現場で対人援助をすごくする前線のみなさんがいろいろ相談してくださって、

こちらも興味を持って状況をきいたりしています。

 

クライアントさん(福祉業界のみなさんは「利用者さん」ておっしゃる)の話をきいててつらくなるとか、

イラっとするとか、どうしていいか迷う、という話はどこでもあるようで、、、

 

とにかく「話を聴く」技術や「援助者の心を守る」考え方がある、ていうこと自体を、

すごく専門の研修を積まれている方でもご存知なかったりして驚愕しています。

この心理の世界の膨大な研究や実践の結果をさ、一番使うべき人たちに使ってもらわないでどうするの??

 

家族や友達の話をきくのには、別に専門知識はいらないです。

(事情があって負担が大きい場合は別)

でも、援助の仕事で人の話をきくなら、そのカリキュラムの中にせめて、

傾聴技術の基本があるべきじゃないのかなーと思って十数年。

こっちに関しては、世の中はそう早くは変わっていかないようですよね。

福祉業界の人はみんな、ほんとにこころ優しいからなんとかやっているけど、

それって逆にリスクがあると思うのです。

背負いすぎたら、つぶれるもんね?

 

心理職を目指そうとしたら最初に習うことですよ!

自分の気持ちと、相手の気持ちの線引き。

同情と共感の違い。

相手の感情に巻き込まれずに話を聴くこと。

 

もちろん、それが身につくにはそれなりにトレーニング時間が必要で、

プロとしてやってたって、どの話でも楽々きけるってわけでもない人もいますが、

それでも「あ、いかんいかん、今巻き込まれそうだった! 戻ってこなきゃ」って、

戻れるところがある。

あるいは、「あのクライアントさんと話してるとちょっと自分が揺れちゃうんです」

って、前もってSVに相談するとか、

何らかの対策をすべきである、ってことはわかるわけです。

 

あとやっぱり、

「最近ちょっと人の話きいて怒りっぽくなってるわー。疲れてんなー。

よしこんな時は気持ちの切り替えしよ」

って、ストレス自体のマネジメント知識があることもね、仕事を続ける上では大事ですよね。

 

同じことは、

傾聴ボランティアさんにも言えてね、

普通のいい人は自覚の有無と関係なく、我慢を貯めちゃうところがある。

傾聴を、一歩だけならって、そのマインドに忠実であろうとするのがもしかしたら一番リスクがあるかもしれない。

 

本当に人のためになる話のききかた、だったり、

仕事としてやるのであれば大切なことはもう一つあるのね。

 

次に続く。