心理カウンセラーはアナログ

資格を取ったばかりの人が、プロの心理カウンセラーになるには、そして真にクライアントのためになる心理カウンセラーとは、を考えるブログです。

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産業カウンセラー実技試験対策の季節ですね

産業カウンセラー実技試験のための個人トレーニング申込が増えてきました。

そういう時期なんですねー。
産業カウンセラーの養成講座の実習は、
他のカウンセラー学校のカリキュラムと比べても非常にしっかりしていると思う。

臨床心理士の人でも傾聴の練習したことない人もいることを考えたら、

今のところ日本で一番ちゃんと傾聴とカウンセリングの基礎を教えて、

練習させると言っても過言ではない。

公認心理師のカリキュラム内では今後、あるのかもしれないけど、

まーあれだけの理論の範囲だと実習時間そこまでいっぱい取れないと思うんだよね。

 

しかし、

養成講座で実習を重ねても実技試験免除にならない人もいるし

実技試験も落ちる人もいる。それなりに。

あそこでは、何ができたら合格するのかを受講生にオープンにしてない。

わたしのいた時はそうだったし、その後おっこちたひとが毎年わたしのところにきてくれるんだけど、みんなどうだったら合格するかわかってなかった。

 

合理的かどうかはわかんないが、

オープンにしないのには理由がある。。。

 

もし知りたかったら、わたしのところにきてほしい。

産業カウンセラーに限らず、

傾聴とかカウンセリングレベルは診断できる。


レベルチェックしたい人は、検定を受けてね。

kikuchikara.jimdofree.com

 

産業カウンセラーは、聴くチカラ検定7級レベルで合格する。

ちなみに就職レベルは、5級くらい。

各級でどういうことを身に着けたらいいのかは、テキストを読んでね。

kikuchikara.jimdofree.com

 

個人トレーニングを受けてくれた人にも、最初にレベル診断と目標設定をするから、ある程度のことは教えています。

keichotraining.jimdofree.com

シニアの逐語3で落ちる人がいっぱいいる話

シニアの逐語3、ってすごくマニアックな話なんですが

産業カウンセラーの新シニアコースで、

逐語分析の実習が3回あるうちの3回目のことです。

 

今日、仕事の件でお話ししたベテランのカウンセラーさんが、

ベテランでも落ちる、つまりもう一回受けないといけなくて

しかもなんで落ちてるのかわからない、

18人中16人落ちてるっていう噂で

お金がもったいないから今年はやめようかな、って言ってました。

 

「なんで落ちるのかわからない」

つまり基準が明確になってないってことですかね。

これは試験の時にもよく言われることです。

 

でもわたし、

今まで10人以上、百パーセント旧試験に合格させてきてるんで、

協会の基準が経験値でわかるんですよねー。

 

ぶっちゃけると、

カウンセリング力の有無は、配点の3分の1くらいです。

だから長年、カウンセリングしてるようなベテランでも落ちる。

 

わたしが見るに、

ベテランほど振り返りの書き方が控えめだったりします。

あと、切り取る場所が無難すぎたりする。

自分の持ち味でてるところを見送る、みたいな。

 

だから要は、

分析力と自己理解なんですよ。

それがきちんと表現されてることが大事だし、

再現力があるってことがわかるように書かないとダメだと思います。

 

だから落ちた人、

落ちたくない人はわたしにお手伝いさせてほしいです!

シニア産業カウンセラー旧試験、できることは全部しましょう

シニアの最後の試験、受験要項は7/31に受付開始なんですね。

本番用の録音は8月にはしたいところです。

 

例年、スタート地点がみなさん違うので、かける時間もそれぞれですが、

すでに本番用の録音ができていて複数候補がある場合は、

どのセッションのどの部分を切り取ったらいいかを検討するところからサポートが始まります。

 

今年も録音してみたけど、

比較してみて、去年不合格になったセッションの、

切り取る範囲を変えてきちんと振り返りをすればそっちの方がいい、という判断をすることもあります。

去年はそれで合格された方がいます。

 

まだ、本番用の録音をしていなくて、

去年提出した逐語を見せていただいたときに、

もうちょっとカウンセラーの見せ場のあるセッションを出せたほうがいいね、となった場合は、傾聴トレーニングも提案します。

ほとんどの方はそうしています。

 

「見せ場」が必要なんです、試験に提出する逐語には。

 

リアルなカウンセリングだったら、

見せ場なんてまったくない、っていうケースもいっぱいあります。変化に時間がかかるクライアントだっていっぱいいます。

でも、それを出しても実力が判断しづらいんですね。

 

ま、反対にいうと、たまたま起こった変化を、すごくよく振り返ってあっても試験だと合格してしまうので、

それが実力かっていったら実はそう言い切れませんけど、

でもしっかり振り返って、セッション内で何が起こっているかをCoが理解していることが伝われば、再現の可能性も高い、今はもしかしたらまだでも、伸び代はあるって見なすことはできるわけです。

 

まだ間に合います。

今年の試験に受かりたい人で、自信が持てない人は、

連絡してください!

 

keichotraining.jimdo.com

 

keichotraining.jimdo.com

 

シニア産業カウンセラー旧試験、逐語記録の提出は今年が最後ですね

逐語記録で測れる部分もけっこうあるとは思うんですけどね。
新試験、内容というよりも、
どうやって客観的に実力が測られていかれるのかが気にかかります。
 
さて、
おそらく最後になるであろう逐語提出にチャレンジしようと思われている方は、
ぜひお手伝いさせてくださいね。
 
お申込みぽちぽちといただいています。
今ならまだ、提出用の逐語に取りかかる前に、
必要なレベルに到達するための準備時間が取れます。
 
去年の試験に出したものとか、最近作った逐語を送っていただくだけでも、
必要な課題は明確にできますので、
お気軽にご相談ください!
 
 

キャリアコンサルタントの実技試験対策

ここ数年、傾聴の個人レッスンにキャリコンの試験対策の人がきてくれるようになって、求められることが共有できるようになってきました。

わたしが試験受けたのもう17年とか前なんで、

やっと時代についていけた感w

 

キャリコン試験では

「主訴と問題点」とそれに沿った「具体的展開」を問われる、

ってことなんだけど、、、

 

これがもう最初っからさ、

いわゆる心理カウンセリングでいう「主訴」と違ってて、

とっても混乱を招くと思うのです笑

 

まあ、主訴が何をさすか、問題点とは何をさすか、

なんてことは、リアルには大して重要じゃないです。

要は、話を理解して、感情とニーズを把握して、解決に近づけるスキルがあればよいのです。

でも、試験での評価項目となると、定義が揃ってないと困っちゃうよね~ほんと。

 

ライブは20分で、できることは限られてるので、

別に深い心理的問題とかまで扱う必要はなく、

すごくシステマチックにやればいいのでやっぱり、

いわゆる実技試験の中でも難しくないほうだと思います。

ビジネスマン向け。

 

応答の力をきちんと評価されるためにやるべきなのは、

まずはある程度の現状とそこにあるネガティブな感情をきちんととらえて「要約」する、

次に理想を阻害している具体的な問題点を整理する、

最後にいくつかの問題点のうち1つに対して、少し解決像に寄せるための介入をする。

というあたり。

 

たとえば質問するならば、

具体的な転換ポイントをしっかりとらえた上で、

問題点が複数あって並列だったら一番優先して解決したいこと、をきく。

もうその方向に話が集約されているようなら、明日できそうなこと、をきく。

などなど。

 

これらのことがしっかりできて、

かつ振り返りで自分のやったことが言えれば合格します。

 

現場では、もっと多様な対応力や、

問題把握のための視点が必要になるけど、

とりあえず資格取得っていうスタートラインではこれくらいでOK。

さらに高度なレベルに磨きたくなったら、

またわたしのとこにきてね(^^)

 

もうすぐ試験ですね。

みんながんばれ!

 

そして駆け込みレッスン受け付けますよ♪

目の前の人の「コア」を見つける技術

邪魔しないでついていく、というだけの技術 この記事の続きです。

 

応答力の次に、大事になるのが「見立て」の力です。

 

まずね、応答力ができてきたときに、
でもクライアントの内面で起こっている変化が、
カウンセラーにとってはっきりと理解できない状態、
これはわたしはつまんないんですよね。
 

実は、ここに分かれ目があるみたいで、

クライアントが最初どういう状態だったのが、

こういう変化が起こってこうなった、

ということが明確にわかることに喜びを感じるカウンセラーと、

そこじゃないところにモチベーションがあるから

別にわかんなくてもいいっていうカウンセラーがいます。

後者は恐らく、セラピスト気質の人が多いです。

 


モチベーションとか、
自分のカウンセラーとしての存在意義ですね。


わかるわかんないっていう以外に、

自分の役割をどうとらえているか、です。

要は、やってることに自信が持てれば、

わかるっていうことは必須でなくなる。

 

それから、求められる見立ての技術の高さは

どういう現場でカウンセリングを提供するかによります。

 

見立てが必ず必要になるのはトリアージが重要な場合。

リスクの可能性は最低限、

見立てられないと一人で仕事を任せるのは怖いです。
 

まあ、
実際は100パーセント理解するのは無理ですし

どんな現場でもリスクをゼロにはできないので、

この考え方でも正解はありません。

訴えられた時、何かあった時の想定をしっかりして免責を用意することは、

自分で仕事している方には最低限の義務として、

それ以上のことは、
本人の「知りたい」欲求による、
というところかなと最近では思っています。


 
ただ、リスクマネジメントを超えて、

人を深く理解できたほうがこの仕事はおもしろい。

と個人的には感じていますし、

わたしと同じ嗜好性の方にはどこまでもお付き合いして

一人一人の方のど真ん中の部分まで見せてもらえるような関わり方を

一緒に磨いていきたいと思っています。

 

あなたに必要なものは技術か姿勢か?