心理カウンセラーはアナログ

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心理カウンセラーはアナログ。

心理カウンセラーはアナログ。
ブログのタイトルにしてしまうほど、
わたしの知る限りほんとにアナログな人がすごーく多い職業です。

ただ憂えたり嘆いたりするのは性に合わないので、
なんでなのか考えていたところ、
一つの可能性が浮かびました。


心理カウンセラーって大学の先生層を除くと、
昔から女性が多いですよね。

だって、基本、一人前の仕事にできないしね。
大きいお家の奥様とかが多かったんじゃないかなあ。
社会奉仕活動なイメージ。
今だって、臨床心理士の資格があったって正職員じゃない人いっぱいいますからね。

向き不向きとか関心度も女性の方が高め。
わたしの時代は大学に心理学科がいっぱいできた頃なんですけど、
7割くらい女子でした。
みんな統計できなくって泣いてたなー。文系でね。。。

実際、共感のレベルが高いのは総じて女性です。
今の若者には、男子でもすごく共感性の高い子がわりとごろごろといるので、
生理的なことじゃなくて文化的なことかもしれませんが。

女性が多いことと、タイトルの「アナログであること」は比較的連動している。

臨床畑では、合理的だったり効率的だったりというのは好まれないです。
一人一人をじっくり「共感」的に理解することが重要で、
データでは表層面しか知ることができない、ってね。

ま、そこは否定しません。

こういう感覚って、やっぱりITから遠いのかもしれないです。
なんでも秘密。
守ってなんぼ。

発信したりナレッジをためて再構成して普遍的に活用したり、
って、
人間を「膨大な情報のかたまり」と認識してるからこそやろうとする、
のですものね。

個人的には、一人一人を個別に理解することと、
人間を大きくとらえて、
目の前の人を相対的に理解することは両立させる必要があるんじゃないかなーと考えてます。

そして、あんまりアナログすぎるのは仕事をする上では不便なので
デジタルへの苦手意識はさっぱりと捨てていただきたいでーす。

何事もバランス。
カウンセラーには特に必要ですよ、バランス。