心理カウンセラーはアナログ

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「要約が壊滅的にヘタである」

要約がヘタ、というのはなかなか自覚ができないことだと思います。

面と向かってヘタですね、とはなかなか言われない。

わたしも生徒さんたちに言いません。

 

でもずっと勉強をしていくとある時、気づく日がきたりします。

どこかの厳しいフィードバックをきっかけに、

今まで遠慮がちに言われてきたことの意味が具体的にわかってくる、とか。

 

今朝、個人レッスンをした方は、

実は要約が壊滅的にヘタであるということに気づいたということで

強化レッスン希望でした。

 

要約とは、

クライアントが話したことを短くまとめることですが、

話を部分的にきいて、自分の解釈を足してまとめてしまうくせがついていると、

正確さがまちまちになります。
話している方は、きちんと伝わっていない、と感じ、
何度も訂正すると、本当に話したいことまでたどり着かず、時間を無駄にしたり、最終的には信頼関係に影響します。

 

応答のために言葉を選ぶときの注意力が弱いと、

主語は合ってるけど述語が違ってて、

意味が反対になっちゃってるとか、、、

ときどきでもそういうのがあると、なかなか壊滅的です。

 

どこをきいててどこを忘れちゃうのか、

どこで気が抜けて解釈を挟んじゃうのかは、

短い話を要約してすぐに振り返ることでわかってきます。

今日の方は5分を3回やりました。

人によってはそれでも長いので、2分とか3分からトライしてみてもいいと思います。

 

気が抜けるのは、

「さっきの言葉なんだっけ、重要だったような、、、なんだっけなんだっけ」のような自分の頭の声と、

クライアントの話の断片から「なるほどお母さんが心配性ね~、きっとこうでこうでこんな感じなんだろうな」と思い起こさせるような想像に意識を取られるからであることが多いです。

 

これは、どっちも重要なのでゼロにはしなくていいんですが、

そこに意識を使いながらも、

耳からの情報を正確にインプットすることにも継続して注意が必要です。

 

注意力の分散のさせかたは、慣れなので、

年齢に関係なく鍛えられるところです。

練習あるのみ^^

 

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